「串カツ田中が好きすぎる!」ももクロ佐々木彩夏さんがPR大使に就任。ブランド初のリブランディング

「串カツ田中が好きすぎる!」

そんな串カツ田中愛でも知られる、ももいろクローバーZの佐々木彩夏さんが、串カツ田中のPR大使に就任しました。今回の就任は、串カツ田中が2026年9月4日に発表した、ブランド初となるリブランディングに伴うもの。

新しいタグラインには、

「今日も、田中で。」

を掲げ、ブランドロゴや店舗デザインを一新。これまで大切にしてきた親しみやすさを残しながら、次の20年、30年に向けてブランドをアップデートしていきます。

「好き」がつないだ佐々木彩夏さんとの関係

今回のPR大使就任で興味深いのは、佐々木さんが以前から串カツ田中のファンだったことです。佐々木さんは、ももいろクローバーZのメンバーとして活動する一方、串カツ田中への愛を公言。

自身のPodcast「佐々木彩夏の0100(ゼロヒャク)」では、実際に店舗で収録を行っています。さらに、2026年1月に発売された「串カツ田中 FAN BOOK 極」では、ファン代表として巻頭インタビューにも登場。

今回の起用について串カツ田中側も、「PR大使をお願いできるのは佐々木さんしかいない」という強い思いからオファーしたとしています。つまり、今回の人選は人気アイドルだからというだけではありません。

もともと串カツ田中が好きだった人が、そのままブランドの顔になる。

ここが、このPR施策の面白いところです。企業がつくったイメージではなく、すでに存在していた「好き」から生まれた関係。だからこそ、佐々木さんの言葉には、広告とは少し違うリアリティがあります。

初のリブランディング・その背景にあるもの

2008年12月、東京都世田谷区に1号店をオープンした串カツ田中。以来、串カツ専門の大衆酒場として成長し、ファミリー層から仕事帰りの人まで幅広い世代に親しまれてきました。

今回がブランド初となるリブランディングです。背景にあるのは、ライフスタイルや外食に求められる価値観の変化。これまでの安心感や清潔感、そして親しみやすさを大切にしながら、

  • 女性をはじめとする幅広い層が利用しやすい空間
  • 長時間でも快適に過ごせる居心地
  • 視覚的・空間的な洗練

を取り入れ、これからも長く選ばれるブランドを目指します。大きく方向転換するというよりも、これまでの「田中らしさ」を次の時代へつなぐためのアップデートといえそうです。

新しい串カツ田中は居心地がいい

リブランディングを象徴するのが、店舗デザインの変更です。フラッグシップ店舗として先行リニューアルされた「串カツ田中 赤坂店」では、これまでの活気や親しみやすさを残しながら、温かみのある木目調のインテリアや照明デザインを採用。

女性や一人でも入りやすく、ゆったりと過ごせる空間へと生まれ変わりました。大衆酒場=にぎやかで気軽という魅力を残しながら、そこに少しだけ落ち着きや心地よさを加える。

串カツを食べるためだけではなく、

「今日はここで過ごそう」

と思える場所へ。

そんな変化が、新しい店舗から感じられます。

「今日も、田中で。」という日常の言葉

今回のリブランディングで発表されたタグラインは、

「今日も、田中で。」

そしてステートメントには、

「今日は田中にしよう。」

という言葉が掲げられています。このコピーが面白いのは、「串カツがおいしい」「リーズナブル」といった商品の特徴を直接訴えていないこと。もっと日常的な、友人や家族との会話のような言葉です。

「今日どこ行く?」

「今日は田中にしよう」

そんな会話の中に、ブランド名が自然に入り込む。広告を見て思い出してもらうだけではなく、食事をする場所を決める瞬間に思い出してもらう。

「今日も、田中で。」というタグラインには、そんなブランドの目指す姿が込められているようです。

ドリンク価格もリニューアル

リブランディングを記念して、2026年9月10日からはドリンクメニューの価格改定も実施されます。

「無限ハイボール(トリスハイボール)」は税込110円で新設。「チンチロリンドリンク」の対象ドリンクは税込319円に値下げされ、「無限串専用サワー ツンデレ/寄り添い」は、これまで平日限定だった価格を通常価格に変更します。

今回のリブランディングは、見た目だけの刷新ではなく、ブランドとお客さんとの接点を丸ごとアップデートする取り組みになっています。

変わるけれど「田中らしさ」は残る

新しい店舗デザインは、2026年9月4日以降に新規オープンする店舗から展開。既存店舗についても、今後約10年をかけて順次改修していく予定です。

一気にすべてを変えるのではなく、時間をかけて街の中の串カツ田中を少しずつ変えていく。それは、長く親しまれてきたブランドだからこその進め方なのかもしれません。

大衆酒場には、料理だけではなく、そこで交わされる会話や笑い声、店員とのやりとりなど、その場所でしか生まれない空気があります。だからこそ、リブランディングで重要なのは、すべてを新しくすることではありません。

変えるものと、変えないもの。

そのバランスです。

串カツ田中が今回変えようとしているのは、「田中らしさ」そのものではなく、**「田中らしさの届け方」**なのではないでしょうか。

「今日も田中にしよう」と思ってもらうために

ブランドにとって、一度来店してもらうことはゴールではありません。

「また行こう」と思ってもらうこと。

そして、食事をする場所を考えたときに、

「今日も田中にしよう」

と選択肢に入れてもらうこと。今回のリブランディングは、そんな日常の定番を目指す動きにも見えます。そして、その新しいスタートのタイミングでブランドの顔になるのが、以前から串カツ田中を愛してきたももクロ佐々木彩夏さん。

新しくなった店舗と、佐々木さんが今後発信する「串カツ田中愛」に注目です。


ハラカズコ

メディアライター

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