京都のソウルドリンク・グリーンティーとは?和三盆糖仕立ての宇治抹茶グリーンティー「ぼん」発売

都市の魅力は、景色だけではなく、その土地で受け継がれてきた味や香りにも宿ります。京都には茶道だけでなく、暮らしの中で抹茶を気軽に楽しむ文化が根付いています。

株式会社宇治田原製茶場は2026年7月21日、京都で長く親しまれてきたグリーンティー文化を現代へ伝える新商品宇治抹茶グリーンティー『ぼん』を発売しました。販売は京都タワーサンド1階の「茶を、ひらく。宇治田原製茶場 直賣部」で行われます。

グリーンティーは京都で育まれた飲文化

一般的に「グリーンティー」と聞くと、緑茶を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし京都で親しまれているグリーンティーは、宇治抹茶に砂糖を加え、水や牛乳で溶かして楽しむ甘い抹茶飲料です。昭和の頃から家庭や喫茶店で親しまれ、京都の夏を彩る定番の一杯として受け継がれてきました。

宇治田原製茶場が実施した調査では、「グリーンティーは抹茶に砂糖を加えた飲み物」と認識している人は京都府で20.9%、京都府以外では8.5%という結果となり、京都では全国の約2.5倍の認知率でした。

また、直近3か月以内の飲用経験は京都府が25.9%、京都府以外が15.9%と差が見られ、地域に根付いた文化であることがうかがえます。一方、京都府以外でも20代では30.5%が飲用経験ありと回答しており、抹茶ラテ人気などを背景に若い世代への広がりも見えています。

和三盆糖と宇治抹茶が生み出す上品な一杯

「ぼん」は、京都の伝統的なグリーンティーを現代の嗜好に合わせて仕立てた商品です。

抹茶には、自園で栽培した希少品種「うじひかり」の宇治抹茶を使用。甘味には高級和三盆糖のみを採用し、やさしい甘みと抹茶本来の香りや旨みを引き立てています。

水やお湯で手軽に楽しめるほか、牛乳で割れば抹茶ラテに、かき氷やスイーツのアレンジにも活用できるなど、さまざまな楽しみ方ができる点も特徴です。

「抹茶を点てる文化」から「暮らしの抹茶文化」へ

世界的なMATCHAブームにより、抹茶は日本文化を象徴する存在として広く知られるようになりました。

一方で京都には、茶道だけではなく、日常の中で抹茶を楽しむ文化があります。

「ぼん」は、その京都ならではの飲文化を国内外へ伝えることを目指して開発されました。観光で京都を訪れる人にとっても、京都の日常に触れるきっかけとなる商品として注目されます。

五感で読み解く

旅の記憶は、風景だけでつくられるものではありません。

口に含んだ瞬間に広がる抹茶の香り、和三盆糖のやわらかな甘み、暑い季節に冷たい一杯を味わう心地よさ。そうした味覚や嗅覚の体験は、その土地の風景や季節と結びつき、記憶として残り続けます。

「ぼん」が提案しているのは、抹茶飲料ではなく、京都で受け継がれてきた暮らしの文化そのものです。地域に根付いた味わいを現代のライフスタイルへとつなぎ、国内外へ発信する取り組みは、食文化を五感で継承する一つの事例としても注目されます。

京都を訪れた際には、一杯のグリーンティーを通して、その土地ならではの文化や季節を感じてみてはいかがでしょうか。


基本情報

商品名:宇治抹茶グリーンティー「ぼん」
発売日:2026年7月21日
価格:1,500円(税込)
内容量:60g

販売場所
茶を、ひらく。宇治田原製茶場 直賣部(京都タワーサンド1階)

販売元
株式会社宇治田原製茶場

公式サイト

ハラカズコ

メディアライター

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